学校ブログ
6/11 1年生「くらしのたしかめ」 アサガオのまびき
本日のくらしのたしかめの話題は、大きく育ってきたアサガオについてでした。「大きい花を育てたい」とめあてをもって、取り組んできた子どもたちでしたが、一人一人の思いは違います。まびきをするつもりの子どもたちとしたくないとする子どもたちが明らかとなりました。
Uさん:「大きい花を育てるために小さいもの(くき)は摘み取たい。大きいもの(くき)がもっと大きくなるかもしれない」
Hさん:「小さいのとったらだめ。生えてこないよ。どちらも大きくなるかもしれないから切りたくない」
Mさん:「大きいのはお父さんでしょう。それを切ったらだめだと思う」
子どもたちはそもそもまびきする必要があるのか、またするとしたら大きい方か、小さい方かと仲間の話を聞きながら、考え続けました。そこでは、「大きな花をつけるためには必要だから…だけど切るのは可愛そう」といった迷いがあったのです。
その後、先生は「アサガオさんに話かけて、相談してください」と話されました。子どもたちは、真剣にアサガオさんと相談していました。
自分がこれまで大切に育ててきたアサガオであるからこそ、子どもたちは真剣に考えていました。そして仲間やアサガオさんの話に耳を傾け、ゆれながら、自分の考えをはっきりとさせていきました。家に帰って家族と相談する子どもたちがいると思いますが、最後は自分で納得のいく答えを見付けてくれればと願っています。
6/10 6年生「立山カルデラ砂防博物館」へ行く
6年生は立山カルデラ砂防博物館へ行ってきました。
興味のある情報を入手しようとタブレットで写真を撮る姿が見受けられました。
ありがたいことにトロッコに乗車させていただきました。実際の工事現場等の説明もしていただきました。
臨場感たっぷりの3Dシアターも経験させていただきました。
これから子どもたちが何に関心を持ち、立山の魅力を掘り下げていくのか楽しみです。
6/8 6年生「立山砂防」松嶋幸治さんから学ぶ
本日、松嶋建設専務:松嶋幸治さんに来校していただき、立山砂防ダム、カルデラ、そして祖父であり立山砂防ダム工事の現場で「おやじさん」と呼ばれていた「松嶋久光」さんについてお話していただきました。
立山砂防ダム工事を始めたばかりの頃の写真(左上)や久光さんが現場のみんながストレスを発散したり、仲良くなったりするために2年がかりでつくった露天風呂(右上)等貴重な資料を見せていただき、説明していただきました。
←久光さんが載っている本
松嶋幸治さんからは、「当たり前のくらしは当たり前ではなく、誰かが支えている、陰で働いている人のおかげである」と教えていただきました。お話の後、子どもたちは何を思ったのか聞いてみました。
OKさん:「久光さんのように、いろいろな人たちのために働きかけることのできる人になりたい」
OOさん:「働く人たちは私たちのくらしを守るために命懸けで働いていることがわかりました。おかげで今の生活があることを知り、感謝の気持でいっぱいになりました」
6年生の子どもたちは松嶋さんの話から、自分たちの生活を守ってきた方々の存在や努力を知り、あこがれを持ったり、感謝の念をもったりすることができたようです。明後日6年生は、砂防博物館の見学、トロッコ乗車体験を行います。各々の子どもたちがどのように学びを深めていくのか楽しみです。
6/7 6年生「くらしのたしかめ」 陸上競技大会
先日6月5日(土)中新川郡民体育大会陸上競技の部に参加した子どもたちが、朝のくらしのたしかめで出場にふみきった経緯を話してきました。
K君は4年生の時、一つ上の学年の先輩が大会に参加し入賞した姿を見てあこがれをもったようです。そして5年になったら自分も出場しようと思っていたのですが、昨年の大会は中止となってしまいました。ようやく念願の大会に今年出場することができ、嬉しそうでした。
Kさんは、自分の力がどれくらいのものか試してみたいと思い、大会に出たようです。しかしながら出場選手は少なく、必死に競い合うことができず、やや残念そうでした。
I君は、コロナ渦中に自転車を乗ることが増え、そのことがきっかけで足が速くなった自分であると感じていたようです。そこで、どの程度速くなったのかを試したくなり出場したそうです。
この話を聞いたO君は、「挑戦していく勇気がすごいと思った」KO君は「3人が毎日放課後も休み時間も練習していた。やる気や挑戦する真剣さはすごいなあ」と感心していました。
今後も渕水っ子が様々なことに挑戦してほしいと願っています。その際、O君が話したように勇気は必要です。しかし、蛮勇ではない勇気が大切であると思います。出場した3人はある程度自分の力を把握した上で、大会に臨んでいました。そこからも、3人の成長を感じることができました。
本日、表彰された選手の皆さん
6/5 中新川郡民体育大会 陸上競技の部
先日5日(土)、中新川郡民体育大会(陸上競技の部)が開催され釜ヶ渕小学校から7名の子どもたちが参加しました。このような体験は子どもたちにとって貴重なものです。外で自分の力を試すとともに、他校の子どもたちの力を体感し、自分をしるきっかけとなります。また、普段味わうことのできない緊張感ある場で自分の力を発揮することの難しさ、大切さをしるきっかけとなります。
大会を通じてすばらしいと感じたのは、子どもたちが自分の力を出し切り、ベストを尽くしたことです。渕水っ子の新たなよさを見付けることができました。また、体は他校の子どもたちより大きく、すくすくと育っていることを感じました。日頃の家庭におけるサポートが大きいのだと思います。
選手の皆さん、保護者の皆さん、サポートしてくださった皆さん、お疲れさまでした。
6/4 3・4年生 校外学習 呉羽青少年自然の家
6月3日(水)、3、4年生が、呉羽青少年自然の家に校外学習に行きました。天候にも恵まれて、楽しく活動することができました。
午前中はオリエンテーリング。初めての経験です。地図を見ながらポイントを探すのはなかなか難しかったようです。
待ちに待ったお弁当タイム。グループ別ですが、密を避けて大きな円になって食べました。
午後からはザリガニ釣り。エサのスルメにはすぐに食いついてくれるのですが、水中から引き上げようとすると・・・ みんな夢中になっていました。
6/4 第5学年保健「心の発達」
5年生が保健の学習で「心の発達」について学習しました。子どもたちは、黒板に書かれた図を基に、生まれてから今に至るまでの成長を思い起こしました。
Oさんは、自分の妹の姿を見ながら、「自分もお父さんやお母さんに見守られながら妹と同じ過程を歩み、成長してきたんだなあ」と家族の有難さを感じていました。また、Hさんは、学校生活を振り返りながら「保育所や学校で言葉を覚えたから会話ができるようになった」と保育所や学校の大切さを感じていました。
その後先生から、「自分が今まで家で一人だったらどうなっていたのかな」と子どもたちに投げかけました。それに対しM君は、「自分一人だけだったら、友達や相手のことを考える力が育っていなかった。自分の傍に家族や友達がいたから今の自分がある」と話しました。
どの子どもも自分の成長は一人では成しえないことや、傍にいてくださった人々のおかげで自分があることを感じていました。
6/2 野菜の先生
2年生は、生活科「my野菜を育てよう」の学習で、一人一人が自分の畑を作って野菜を育てています。
今日は、そこへ「野菜の先生」がいらっしゃいました。Kさんのおばあちゃんです。
Kさんの友達が育てている野菜に藁が必要だと聞いて、持ってきてくださったのです。
子供たちは、野菜を育てていて心配なことを尋ねました。
「ちがう葉っぱが出てきた」と心配していたTさん。接ぎ木の苗だからと聞き、安心しました。
Hさんは、ミニトマトの脇芽摘みでどれを残したらよいかアドバイスをもらい、すっきりしました。
Mさんは、藁を敷いてもらい、「上手に育っているね。」とお墨付きをもらって大満足。
「野菜の先生」として、たくさん教えてくださったKさんのおばあちゃん。ありがとうございました。
6/1 3年生「校区探検」
6月1日、社会科の学習で校区探検に行きました。今回は学校の西側です。
「にっぽん・こころ旅」で火野正平さんが訪れた釜ヶ淵驛。3年生も訪れました。「すごく古いな」「でもきれいにしてあるなあ」と、みんな驚いた様子です。K先生によると、釜ヶ淵驛は、今年で開設100年だそうです。
しばらく行くと周り一帯は水田です。田植えを終えたばかりの水面を吹き渡る風も爽やかです。
末三賀西部公民館です。建物と一体化した地蔵堂にみんな興味深々でした。
5/30 日曜日の花壇で
日曜日、4年生の女の子が二人、学校の花壇を訪れていました。
紙を手に何やら相談しています。側には、晴れているのに傘があります。
話をきいてみると、花壇のデザインを考えに来たとのこと。担任の先生からもらった花の種類と数が書かれた紙を手に持ち、花壇の土には、校章をイメージした絵が傘で描かれていました。休みの日にわざわざ学校に来て考えている二人の熱心さと段取りのよさに驚きました。
ふと、彼女たちの行動の原動力は何だろうと考えてみました。任されたこと、創意工夫ができること、学校をきれいにしたい気持ち・・・。子供の主体性を育むためのヒントがそこにあるように思いました。
児童玄関前には、花苗がスタンバイしています。こちらは、朝、水を遣りに来てくれた教職員がいたようです。土が湿って生き生きとしていました。
自ら進んで行動する子供たちと陰でそっと支える教職員。休日のひそかな訪問者に心が温かくなりました。