学習参観・学校保健委員会(6/17)

 学習参観・学校保健委員会を行いました。

1年生から6年生まで、国語、算数、社会、道徳の授業を公開しました。

 

 

 

 教室の後ろのお父さん、お母さんをちらちらと気にしている下学年の子供たち。

気にせず授業に集中している上学年の子供たち、どの教室でも元気に発言している子供たちの

姿が見られました。

 10時からは、学校保健委員会です。はじめに、保健委員会の劇やアンケート結果からの発表がありました。

 

 

 

 

  次に富山大学学術研究部医学系 疫学・健康政策学講座 准教授山田正明先生をお招きし、「医師からみた子どものネット依存」と題してご講演をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 先生は、富山大学の准教授で春に「とやま賞」を受賞しておられます。

 講演では、ゲームやネットは脳に有害だということ、ネット依存、ゲーム障害という病気はガンと同じ、またはそれ以上に怖い病気であるということなどをお話しいただきました。

 ネットやゲームをしすぎると、脳が萎縮していくというお話に子供たちは、目を大きく開いてびっくりしながら聴いていました。また、目への悪影響も分かりました。

 ネット依存の対策として

① 危険を認識すること! 娯楽のネットは依存物

② 依存物の制限をすること! 平日は1~2時間、ノーメディアデーを作ること。

③ 大事なのは親の行動! 父母のネット環境を整えること。を教えていただきました。

 今日の講演を忘れずに、ネット依存を改善したいと強く思いました。

最後に6年生が、「これから気を付けていきたいです。」という感想。

保護者からは「脳の萎縮は改善されるのでしょうか?」という質問。

山田先生からは、「脳は、23歳ぐらいまで成長するので、ネット時間を減らせば

改善されるでしょう。私の新聞記事をトイレの戸の内側に貼ってね。夜9時にはwi-fiを切ることを

勧めす。」というお言葉をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 子供たちも保護者のみなさんも、教職員も、改善していけるよう努力して

いきたいと心に誓った1時間になったと思います。

 山田正明先生、お忙しい中、ご来校、ご講演いただきありがとうございました。

 保護者のみなさま、暑い中ご参観いただき、ありがとうございました。