6/24 トーチに込められた様々な思い

 オリンピックの聖火ランナーとして、トーチキスをされた校区の坂下さんが来校されました。

 

 

 

 

 

 

 坂下さんは、子どもたちにオリンピックの聖火のことや参加されたいきさつ、セレモニーについて話をしてくださいました。トーチの材料は、福島の避難場所の撤去の際に出た廃材を使用し、トーチの上部の桜の形は福島の子どもが描いた絵を基にデザインしたそうです。また、坂下さんはセレモニーの日、トーチの制作に携わった方と偶然お会いしたそうです。トーチに火が付いたのをその方が確認され、涙を流して喜んでおられたのをご覧になり感動したとのことです。

 

 

 

 

 

 

 その後、坂下さんからトーチを持たせていただきました。トーチを各教室で、手渡しリレーしました。「すげー!」「持った手は洗えない」「感動した」「何て美しさだ」と各教室の子どもたちは、声を上げていました。

 坂下さんの心遣いによって、一生に一度の体験をさせていただきました。トーチに込められた思い…その思いを受け取られた坂下さん。そして日頃関わりのあるみなさんへの感謝の気持を大切にしておられる坂下さんは、トーチよりも輝いていらっしゃいました。ありがとうございました。

 今度坂下さんは、利田小学校でも子どもたちにトーチを見せてくださるようです。その後、町の公共施設で展示されることが決まっています。楽しみですね。