社会福祉サポーターを目指して
5年生は、先週と今週の2回にわたって、福祉教育の出前授業を行いました。
先週の8日は、町社会福祉協議会の方々のご協力で、高齢者や障害者の疑似体験を行いました。
体が思うように動かせず、「おじいちゃんの苦労がよく分かった」とつぶやく子供もいました。
15日には、町身体障害者協会会長の古川義昭さんに来ていただき、義足についてや、松葉づえの使い方、そして、障害者の方の思いを話していただきました。子供たちは、身を乗り出して真剣に話を聞いていました。
古川さんは、週に数回プールへ行き、500m泳いでおられることや、昔と今の義足の違いをわかりやすく伝えてくださいました。また、障害者の方を見たら何かをしてあげようという思いをもつことよりも、「困っているだろうなあ」という心配りを大切にして欲しいとお話されました。
F君は、「義足を見たのは初めてです。生活で大変なことも分かりました。困っている人がいたらこれからは助けたいです。」と感想を話していました。今回の体験を通して、子供たちの思いやりの心がまた少し育まれたようです。古川さん、社会福祉協議会の皆さん、ありがとうございました。