5/18 5,6年生 くらしのたしかめ

 本校では、今年度から聴き合いの時間を改め、「くらしのたしかめ」の時間としました。これまでの聴き合いの時間で行われてきた仲間の話を聴くという活動は変わりませんが、「自分のくらしや自分自身を見つめる時間」というように子供、教師の意識が変わっていくことを願っています。仲間の話を聴き、自分との違いを見付け、自分の考え、判断、価値観等を見つめていく…やがてかけがえのない自分、自分のよさに気付いていく…そんな時間になることを願っています。

 今日の朝は、5年生と6年生がくらしのたしかめを行っていました。5年生では、R君が家でありが大発生したことを話していました。その話を聞いていた子供たちは、駆除の仕方や自分の経験を話してきました。終始にこやかな雰囲気の中で時間は終わりました。R君のあり退治の話はよかったのですが、もっと素晴らしかったのは、家族があり退治に目を奪われている最中、一人になっていた幼い妹へのR君の心遣いでした。妹と共に成長しているR君を感じました。

 6年生は、朝の運動の時間を有意義に使っているのか、最高学年として自分は頑張っているのかと厳しい目で自分をみつめている子供たちでした。最高学年としての厳しさが漂っており、観ていたこちらも身が引き締まる思いでした。明日からの6年生の動きに注目してみたいと思います。