2021年10月の記事一覧

10/20 釜ヶ渕小学校ペインターズ

 10月24日(日)午前9時から、釜ヶ渕小学校保護者の有志で結成された「ペインターズ」が学校の壁のペンキ塗りをします。その作業に先駆けて、昨日20日、代表の伊藤さんが一日かけて壁の掃除をしてくださいました。今日は天気も良く、ピカピカになった壁が見受けられました。長年の痛んだ壁ですが、趣のある壁です。この壁がピカピカであった頃に学校へ通っていた保護者の皆さんもいらっしゃることでしょう。ピカピカになる前に、一度ご覧になってください。それでは、日曜日よろしくお願いいたします。

10/16 感謝 天運に恵まれた運動会

 本日無事に釜ヶ渕小学校運動会が開催されました。週間天気予報では雨が心配でしたが、晴れ、曇りの天気となり、グラウンドコンディションも最高の状態でした。児童全員が登校し、全くけがもなく運動会を進め、帰宅することができました。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 応援合戦では、ここ1か月間練習を進めてきた6年生が中心となり、一人一人が精一杯声を出し、体を大きく動かして下級生を鼓舞しました。練習開始当初は、思いきり力を出すことにためらいがあった子供たちでした。今日は、吹っ切れたように力を存分に出していたと思います。応援合戦が終わり、係である放送の席に来た赤団のOさん。来るなり隣の席にいた青団のYさんに対し「青団の応援今日はすごくよかったよ」とやや興奮したように話しかけていました。相対する団でありながらも仲間の活躍を捉え、よさを認めたOさん。Oさんには、仲間と互いに高まっていこうとする雰囲気を感じました。Yさんはにこにこでした。

 

 

 

 

 

 

 コロナ禍対応のため、時間や活動の制限から競技の改訂が強いられた中、子供たちと先生方は互いに知恵を出し合いながら、新たな演技や競技を取り入れました。これまでの運動会とはまた一味違い、面白みのある運動会でした。最後のプログラムであった全校ダンスは、6年生の学級文化の一つであるダンスが大きく影響しています。取組の中心の一人であったMさんが、今日は台の上でお手本を示しました。学校の帰り、これまで見たことのないやり切った表情のMさんを見ることができました。

 

 

 

 

 

 観客席の中には、昨年の6年生も来ていました。何と後片付けも手伝っていました。その中のIさんは、昨年の下級生が成長している様子を捉え、驚いていました。何ともありがたいことです。


 来年も子供たちのよさをたくさん見付けることのできる運動会であってほしいと願っています。関わってくださった保護者の皆様、地域の皆様、釜ヶ渕小の卒業生の皆様、本当にありがとうございました。

 

10/15 連綿と続く釜ヶ渕の伝統

 明日はいよいよ運動会です。応援や運営を支えている6年生にとっては、小学校生活最後の運動会。自分なりのめあてを確かにしながら、取り組んでいます。
 昨日は、通し練習をしました。仲間と声を掛け合って競技の準備をしたり、下級生に指示を出したりする姿が多く見受けられました。開閉会式には、一斉に全員が静かに素早く行動できました。下級生を指導する6年生の存在は大きいですが、本校の6年生は下級生のお手本となっていることがすばらしく、影響が大きいと思います。思えばこの6年生のすばらしさは、今に始まらず、昔から釜ヶ渕小学校では伝統となっているのではないでしょうか。その行動を突き動かす素の部分が代々、釜ヶ渕の家族の中で育まれているのでしょう。子供たちは少なくなってきていますが、保護者の方々、地域の方々の学校に対する温かい眼差しはいつも感じられます。明日もよろしくお願いします。

10/11 運動会に向けて心をひとつに 団活動(縦割り活動)

 運動会が近づいてきました。


 先週は、団ごとのいもほり(縦割り活動)が行われ、各団の上学年の子供たちは準備から片付けまでを行っていました。少しずつですが、上学年の自覚を高めつつあるようです。また、運動会に向けて6年生の子供が中心となり、継続的に応援練習を行っています。6年生は、団の全員が声を大きく合わせることができるように、まず自分たちがお手本となれることを大切にして取り組んでいます。運動会当日では、一致団結した姿を期待しています。

10/1 くらしのたしかめ_自分の目指す運動会をたしかにしていく1年生

 2週間後、1年生の子どもたちは、小学校生活で初めての運動会を迎えることになります。どのような思いやめあてをもっているのでしょうか。くらしのたしかめの時間を覗いてみました。

Oさん:「保育園でも運動会があったのだけど、その時にも使ったふさふさの使って応援したい。みんなにみせるためにダンスもうまくなりたい。玉入れは保育園よりも簡単になったけど、100m走やったことない。私はがんばりたくて、家でも練習をした。そしたら速くなったよ。」 

Oさんは、保育所の頃の自分と比べながら今の自分の成長をたしかめる一方で、運動会に向けためあてをたしかにしているようでした。Oさんの話は、聴いていた子どもたちの心に火を灯しました。

Tさん「明日の休みに練習しよう。記録伸ばしてさー1番になりたい。」Rさん「1番速くなって、Sちゃんより速く走りたい。」100m走に向けた思いを明らかにしていく中、Sさんが話をしてきました。「玉入れでいっぱい入れて勝ちたいと思っている」Sさんは100m走に自信がないためか、自分の活躍の場を玉入れに決めていたようです。

 そのようなSさんの心境を受け止めたのか、Oさんが話をしてきました。Oさん「Sさんと走りたい。だってSさん運動会では速くなるから。それからTさんとも走ってみたいな。」Oさんは、苦手な100m走にやや目を背けようとしているSさんを瞬時に捉えたのでしょう。そしてみんなが前向きに取り組み、運動会では仲間と力一杯競い合いたい、そのような願いがあるようです。

 その後子どもたちは、1番という順位を目指すのか、自分のベストタイムを目指すのか等について意見交換を始めました。仲間の話をきっかけに、自分の目指す運動会を明らかにしていく1年生の子どもたちの成長を垣間見ることが出来た朝でした。