学校ブログ

6/15 成虫になったばかりのトンボ

 朝、6年生のT君が私に成虫になったばかりのトンボと抜け殻を見せてくれました。トンボは逃げる様子もなくT君の指にとまったままでした。そうしている間に1・2年生の子どもたちが見せてほしいと集まってきました。

 生き物や自然に対する子どもたちの目はらんらんと輝いています。T君はお兄さんらしく集まってきた1・2年生の子どもたちに見せてあげ、さりげなく解説をするのでした。

 自然に恵まれ、温かさに恵まれている釜ヶ渕であると思いました。

6/11 3年生「かげはどうなるの?」

 朝から晴天だったこの日、なかなかできなかった理科の観察「かげはどのように動くか」をしました。

 

 時間の経過によって、太陽と影の位置関係、影の変化など、何となく感じていることはあります。子どもたちは、実際に観察して確かめることで、「本当に思った通りだった」と感動していました。

6/11 1年生「くらしのたしかめ」 アサガオのまびき

 本日のくらしのたしかめの話題は、大きく育ってきたアサガオについてでした。「大きい花を育てたい」とめあてをもって、取り組んできた子どもたちでしたが、一人一人の思いは違います。まびきをするつもりの子どもたちとしたくないとする子どもたちが明らかとなりました。

 Uさん:「大きい花を育てるために小さいもの(くき)は摘み取たい。大きいもの(くき)がもっと大きくなるかもしれない」
 Hさん:「小さいのとったらだめ。生えてこないよ。どちらも大きくなるかもしれないから切りたくない」
 Mさん:「大きいのはお父さんでしょう。それを切ったらだめだと思う」

 子どもたちはそもそもまびきする必要があるのか、またするとしたら大きい方か、小さい方かと仲間の話を聞きながら、考え続けました。そこでは、「大きな花をつけるためには必要だから…だけど切るのは可愛そう」といった迷いがあったのです。


 その後、先生は「アサガオさんに話かけて、相談してください」と話されました。子どもたちは、真剣にアサガオさんと相談していました。

 自分がこれまで大切に育ててきたアサガオであるからこそ、子どもたちは真剣に考えていました。そして仲間やアサガオさんの話に耳を傾け、ゆれながら、自分の考えをはっきりとさせていきました。家に帰って家族と相談する子どもたちがいると思いますが、最後は自分で納得のいく答えを見付けてくれればと願っています。
 

6/10 6年生「立山カルデラ砂防博物館」へ行く

 6年生は立山カルデラ砂防博物館へ行ってきました。

 

 

 

 

 

 

 興味のある情報を入手しようとタブレットで写真を撮る姿が見受けられました。

 

 

 

 

 

 

 ありがたいことにトロッコに乗車させていただきました。実際の工事現場等の説明もしていただきました。

 

 

 

 

 

 

 臨場感たっぷりの3Dシアターも経験させていただきました。

 これから子どもたちが何に関心を持ち、立山の魅力を掘り下げていくのか楽しみです。

6/8 6年生「立山砂防」松嶋幸治さんから学ぶ

 本日、松嶋建設専務:松嶋幸治さんに来校していただき、立山砂防ダム、カルデラ、そして祖父であり立山砂防ダム工事の現場で「おやじさん」と呼ばれていた「松嶋久光」さんについてお話していただきました。

久光さんがつくった露天風呂

 

 

 

 

 

 

 

 

 立山砂防ダム工事を始めたばかりの頃の写真(左上)や久光さんが現場のみんながストレスを発散したり、仲良くなったりするために2年がかりでつくった露天風呂(右上)等貴重な資料を見せていただき、説明していただきました。

 

 

 

 

 

 

←久光さんが載っている本

 

 松嶋幸治さんからは、「当たり前のくらしは当たり前ではなく、誰かが支えている、陰で働いている人のおかげである」と教えていただきました。お話の後、子どもたちは何を思ったのか聞いてみました。

 OKさん:「久光さんのように、いろいろな人たちのために働きかけることのできる人になりたい」
 OOさん:「働く人たちは私たちのくらしを守るために命懸けで働いていることがわかりました。おかげで今の生活があることを知り、感謝の気持でいっぱいになりました」

 6年生の子どもたちは松嶋さんの話から、自分たちの生活を守ってきた方々の存在や努力を知り、あこがれを持ったり、感謝の念をもったりすることができたようです。明後日6年生は、砂防博物館の見学、トロッコ乗車体験を行います。各々の子どもたちがどのように学びを深めていくのか楽しみです。